*11/16 ピーマンの肉詰め*
◇ピーマンの肉詰め
◇ポトフ
◇グラノーラ+ヨーグルト
【使用食材】 14品目
豚肉、牛肉、玉ねぎ、しめじ、麩、牛乳、卵、ピーマン、大根、にんじん、じゃがいも、ソーセージ、グラノーラ、ヨーグルト
退院から1週間経ち、体調もほぼ戻ったので月曜日から通常運転再開しました。
家事ができること、子どもと遊べること、当たり前のことが当たり前にできる幸せを改めて感じています。
すべては健康な身体があってのもの。
アレもコレもやりたいことが溜まっていますが、程々にを心がけて過ごしたいと思います。
入院前に食べたいと言われていたピーマンの肉詰めをやっと作ってあげることができました。
白、緑、赤、オレンジのカラフルピーマン。
オレンジのピーマンは放置している間に熟したようで気付いたら色が変わっていました。
白いピーマンはパプリカのように肉厚で苦味が少なめのピーマンです。
ピーマンの肉詰めといえば縦半分に切った形が一般的ですが、うちでは輪切りのピーマンに肉ダネを詰めるスタイル。
1歳半の長男はこの形のまま出すと絶対にピーマンだけ残すと思ったので、みじん切りにしたピーマンをたっぷり入れたハンバーグにしました。
3人目にして結構好き嫌いの主張をしてくるんですよね…上2人は割となんでも食べてくれるタイプです。
キャベツとかの葉物野菜が特にダメで、一口食べたらベーッと出してそれから一切受け付けません😑
歯が生えそろって噛む力がつけば食べるようになるかなと思ってますが、とりあえず苦手そうな野菜は細かく切って混ぜ込んで食べさせる作戦を続けます。
今回体調を崩して思うように料理が作れない日々を過ごして、改めて料理への姿勢を考えました。
小さな頃から食べることも作ることも好きで、食に関する仕事をしたいと思って専門学校まで通いました。
卒業後、本格的なプロの道へは進みませんでしたが、学んだことは今の生活にも十分に役立てていると思っています。
今まではブログのタイトルにもあるように、毎日10品目以上を使った献立を考えてきました。
でも先週は体の回復を優先して勝手に罪悪感を持ちつつも、丼かメイン一品しか作らない毎日。
それでも家族は文句ひとつ言わないし、美味しいと食べてくれて…むしろ品数が少ない方が子どもたちは食べやすそうでした。
そこで今までの献立に対して疑問が生まれました。
そもそも10品目にこだわるのは、バランスの良い食事で健康をサポートしたいというのが一番の理由。
子どもたちには色々な食材を知ってほしいし、和洋中たくさんの味に慣れ親しんでほしいと思って始めたことです。
一食で10品目以上の食材を使えば炭水化物・タンパク質・脂質のバランスもとれるような気がして続けてきました。
10品目と併せて「主食・メイン・副菜・汁もの」という献立も意識していましたが、その考えも揺らいだ感じです。
10品目や一汁三菜のメリットももちろんたくさんあるけれど、それにこだわるあまりに自分で自分の首を絞めてたのではないか?と思ったのです。
料理は好きだしキッチンに立っている時間は私にとって楽しみの一つではあるけれど、子どもに手がかかる今の状況を考えたら手抜きも悪ではないのかもと考えました。
・色々な食材を食べさせることvs子どもとの時間
・料理に手間をかけることvs自分の健康
・10品目にこだわることvs家族の幸せ
色々なことを天秤にかけてみると、今は料理にこだわるよりももっと大切なことがあると気がつきました。
誰かに手を抜くなと言われたわけでもないのに勝手に頑張ってキャパオーバーになってるのは、むしろ家族にはマイナスなんじゃないかと思えてきました。
私は根っからの食いしん坊なので「どうせ食べるなら美味しいものを食べたい!」という気持ちに変わりはないですが、食材の数に囚われすぎたり、栄養のバランスを考え過ぎたり、"手作りこそ正義"みたいな考え方を少し緩めてみようかなと思っています。
手抜き、程々、適当、ゆる〜くが苦手な私にとっては逆に試練なんですが…家族のためにも自分のためにもやってみようかな。
今はそんな気持ちです。
人生で起こることは何事にも意味があって、それをどう活かすかが重要ですね。
昔から絶対の自信があった健康が脆くも崩れ去った今回の手術&入院事件、年齢とか生活とかを省みる良いきっかけとなりました。
全ては健康な身体があってこそ。
皆さんもどうぞご自愛ください。