◆事件!次女の肘が抜けました◆
昨夜、お風呂上がりの濡れた足をしっかりと拭かずに一歩踏み出した次女、思いっきり尻もちをついて転びました。
その時に右腕を伸ばしたまま床についてしまいかなり痛そうな様子、触られるのも痛いし曲げられないと言って号泣。
数分様子を見ていましたが、腫れたり色が変わったりはしてないものの動かせないと言って泣き続けていました。
まずは泣いている次女を落ち着かせて、どこがどう痛いのか、何をしたら痛いのかを聞き取り。
でも3歳ではまだうまく自分の症状を伝えることは難しく、肘のあたりが痛いということしかわかりません。
18時過ぎだしお風呂も入った後だったので迷いましたが、何かあってからでは遅いので当番医に行くことにしました。
小さな子どもだとふとした拍子に細い骨が折れることもあると聞くし、目に見えない怪我なので自分の勘を信じて受診の準備。
姉弟は義実家に預かってもらう段取りを取り付け、ごはんや着替えを準備して18時半頃家を出ました。
ちょうど良いタイミングで義父も帰宅していて、病院まで送ってもらえることに。
昨日は雪も降っていて、40分近くかかる離れた病院だったので本当に助かりました。
病院ではレントゲンを撮ってから先生に診てもらいました。
骨には異常がないということで、先生が色々話しかけながら動かしていると…「ハイ、治りましたよ~」と一言。
肘の関節が脱臼していて、クイっと曲げて戻したとのことでした。
一瞬のうちに治ったと聞いてポカーン。
肘内障、いわゆる「子どもの腕が抜けた」状態だったようです。
抜けてたところが戻れば途端に痛みもなくなるようで、万歳できたら帰れるよ〜と言われるのに頑なにしない次女(笑)
あの手この手で治ったか確認してもらって無事帰宅となりました。
車ではすっかり元気を取り戻し、義母や仕事から帰ってきた夫に「腕治ったのー!」と自慢げに話していました。
腕が抜けた話は聞いたことはありましたが、まさか自分の子がなるとはという感じ。
しかも「腕を強く引っ張ると抜ける」というイメージだったので、手をついた時にも脱臼するというのが意外でした。
肘内障は1~3歳の子どもに多く、一度なると小学校低学年くらいまでは繰り返すこともあるようです。
・転びそうになった瞬間手を強く引っ張る
・寝転んでいる子どもを無理やり起こそうとする
など腕を強く引っ張る動作がきっかけで腕が抜けてしまうことが多いので気を付けるようにと説明を受けました。
腕まくりをしようとして親が腕を引っ張って抜けてしまったという話もあるようです。
今回のように伸ばした状態で強い力がかかると関節がズレて脱臼するケースもあるとのことでした。
大人が思っているよりも弱い力で抜けてしまう子どもの肘関節。
長男は気に入らないことがあるとお店の床に寝そべるタイプなので、引っ張り起こすことが多かったのですが気を付けなくてはと改めて思いました。
治すのはあっという間、関節さえ戻ればすぐに元通りの生活に戻れるので重大な怪我ではありませんが、繰り返したり思わぬきっかけで起こる子どもの肘内障。
とにかく骨折などではなくてホッとしました。
お風呂上がりの足、思った以上に滑ります!
皆さんもどうぞお気をつけください!