☆三角アップルパイ☆
先日知人からリンゴをたくさんもらいました。
せっかくいただいた大きくて立派なリンゴでしたが若干ぼけ気味…そのまま食べるには正直微妙な感じだったので、ジャムを作ってさらにアップルパイにしました。
その前に「リンゴがボケる」は長野や北海道など限られた県で使われる言葉だというのが一時期話題になりました。
昔から当たり前のように使っていたので、通じない人がいるというのに驚きました。
私の住む地域は比較的方言の少ない県ですが、私が知らないだけで隠れ方言があるのかもしれませんね。
ぼけたリンゴとはシャキッと感がなくなって、モソモソ・ボソボソ柔らかくなっている感じというとわかりやすいかな?
腐っている訳ではなく甘みも変わらずあるけれど、食感が悪くなってるリンゴをボケていると言います。
ボケているリンゴでも味はいいのでジャムなら美味しく食べられます。
全体の1/3はすりおろし、残りは2〜3mmのいちょう切りにして、砂糖とレモン汁を混ぜてグツグツと煮込みました。
すりおろしリンゴのおかげで加熱時間が短くてもトロッとして、いちょう切りのリンゴは程よく食感が残るジャムに仕上がりました。
リンゴ4個に対して砂糖は大さじ1くらいとかなり甘さ控えめにしましたが、リンゴ本来の甘さで十分。
その代わり日持ちはしないので食べきれない分は冷凍します。
18×18cmの冷凍パイシートを9等分にしてさらに薄く伸ばし、小さめの三角形のアップルパイを作りました。
とじ目をフォークでくっつけるのは長女の担当。
力加減が難しいようで少々不格好でしたが本人はお手伝いできて満足してました。
水で溶いた卵黄を表面に塗って、200℃に予熱したオーブンで20分くらい焼いたら完成です!
こんがり焼いた方が好みなのでちょっと長めに焼いてみました。
それでもお店のような香ばしさには程遠い…オーブン温度や焼き時間の調整が必要そうです。
冷凍のパイシートなのでフワッと柔らかく甘みが強いパイでしたが、中のリンゴジャムが甘さ控えめなのでバランス◎でした。
ほんのり温かいアップルパイは手作りならではの美味しさです。
今朝も食べましたが、ちょっとしっとりして全体が馴染んだアップルパイの方が私は好きでした。
冷凍のパイシートを使ったのは今回が初めてなのですが、正直いうと期待しすぎてました😅
美味しいのは美味しいんですがバターの風味が思ったより薄い、そして全体的にしなっと柔らかい食感が私の中の残念ポイントです。
ザクっとしたパイが好みだから余計かな。
だからといってパイ生地を作ってバターを折り込んで…という作業を家でやる気にはなれないので、もっと美味しいパイシートがないのか探してみようと思います。
中に詰めるものを変えればいろいろな味も楽しめるので、手作りおやつのレパートリーに加えられるように試行錯誤する価値アリだと感じました。