力を抜いた暮らしへ変化~だし編~
以前はこの記事にあるようにかつおぶしと昆布でだしをとり、ガラスのポットに入れて使っていました。
このポットの容量は1.2Lくらいで味噌汁なら約2回分、他の料理にも使うと1日で使い切ることもありました。
2日に1回はこのだしを作っていて、そんなに手間がかからないのに地味に面倒くさい家事の一つでした。
沸騰するまでこまめに気にしなくてはいけないし、冷めるまで時間もかかるし、ポットも洗わなきゃだし…
ということで、ここ2ヶ月ほどだしをとるのをやめました!
これが思っていた以上に楽で、もう後には戻れないというのが正直な感想。
私がだしの代わりに使っているのが、かつおぶしや煮干しの粉末です。
すでにだし用として数種類混ざった商品や、単体で買ってきて適当に混ぜたもの。
お店にはあごだしや干し椎茸が入っている商品もありました。
こだわりと言えば塩が入ってないものを使うという点だけです。
味噌汁や煮物を作る時に適当に水に溶かして、あとはいつも通り作るだけですが、なにを今までこだわってきたんだ⁉と思うくらい、簡単なのに美味しくできます。
確かに最後にほんの少しザラついた感じがお椀に残りますが、うちの家族は誰も気にしていない様子です。
むしろかつおぶしとか昆布そのものも食べられて、栄養的にもいいんじゃないかと思ってます。
だしのこと以外にも料理に関しては力を抜いていることが増えています。
ブログのタイトルにもしてこだわっていた”10品目献立”も最近は意識していません。
品数もすごく減ったし、使う食材もいつも同じようなもの、子供が美味しいと食べてくれたものは短いサイクルで出すようにもなって、ブログに載せられないような献立の日が多々あります。
(頻繁に作り過ぎてもう飽きたと言われます…笑)
でもこうなったのには理由があって、頑張り過ぎてイライラするよりも、少し手抜きをしてでも余裕を持ちたいと思ったからです。
その最大のきっかけはもうすぐ3歳の長男の食べムラ、偏食。
気が乗らないと食べないし、野菜はほとんど食べないし、少しでも苦手なものがあると「全部食べたくなー---い!」と言い放ってくるし…そして本当に手を付けないことも多く、白米と塩昆布だけなんて時もザラです。
姉妹はそんなことなくて野菜もそこそこ食べるし、時間がかかっても残すことはほとんどなくて、長男の態度は私には衝撃でした。
良く言えば自分に正直、悪く言えばただのわがまま。
あの手この手で食べさせようとしても全然ダメで、頑張り疲れたというのが一番の理由でした。
だからある程度のバランスは保ちつつ、以前のようにだしを丁寧にとってみたり一汁三菜を目指したり、品目数にこだわるのはやめました。
そしたらすごく楽で、昔よりもイライラする時間が少し減ったように思います。
子供たちが成長して手がかからなくなってきたのもあるけど、「ま、いっか」と手抜きができるようになった感じです。
頑張るべきポイントと手を抜くポイント、その見極めとバランスを意識して生活しています。
凝った料理もみんなで「美味しいね」と言いながら食べられるのは、我が家の場合はもうちょっと先かな。
辛口のカレーやキムチ鍋を家族全員食べられるようになった時がその時かな?と何となく思います。笑
憧れの暮らし方はあるけど、それを追い求めること=幸せではないのかなって思っていて、今の自分の身の丈に合った暮らし方を模索中です。