【10品目の献立】にこだわる理由
ブログのタイトルにもあるように、私は【10品目】の食材を使った献立を日々考えています。
特に夜ごはんは多品目になるよう意識しています。
昔は「1日30品目を目標に」という食生活指針が厚労省から発表されていました。
しかしこの指針は2000年に廃止されて 、今は「主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを」という言葉に変わっています。
なぜ廃止されたのかというと、1日に30品目摂ろうとすると大変というだけでなく、カロリーオーバーになる可能性があるからだそうです。
確かに30品目の食材を準備するだけでも一苦労ですよね。
ただ「30品目」というワードはインパクトがあって記憶に残りやすいため、今でも「バランスの良い食事=30品目」と思っている人も少なくありません。
私自身、家族ができて自分がごはんを準備する立場になった時、30品目というキーワードが思い浮かび色々と調べました。
すると驚くことにずいぶん昔に廃止になっていると…
ちなみに2019年現在の食生活指針は文部省・厚生省・農林水産省が共同で発表しています。
栄養バランスだけでなく、日本の食文化を大切にすることや食品ロスのことまで盛り込まれた10項目です。
私は調理の勉強はしましたが栄養に関してはほんの少し学んだ程度で、専門家ではありません。
でも家族の健康のためにはバランスのとれた食事が大切だと思いどうしたら良いのかと考えた時に、30品目は廃止されているし無理だけど【10品目】ならできるんじゃないかと思ったのです。
10品目使った献立なら1つの栄養素だけに偏ることもなく、そこそこバランスの良い食事になると私は考えました。
実際に10品目使おうとすると、肉か魚プラス野菜でメインを1品、汁物には2〜3種類の具材、もう1つおかずを作るといった感じです。
肉、魚、野菜だけでなく大豆製品や海藻類などもよく使うようになりました。
これなら完璧とはいえなくても、様々な栄養素を摂ることができるはずです。
ここ2年ほど10品目を意識して食事を作っていますが、夫婦ともに極端な体重の増減がなくなりました。
夫に関しては40代になり太りやすい年齢になりましたが、30代中盤よりも減って維持できています。
私はおなかの調子が整ったという実感があります。
子どもたちはというと、長女は身体が大きめですが次女はおチビです。
でも、2人とも風邪はひきにくい方だと思います。
【10品目】というのは専門家が勧めているものでもなんでもありません。
ただの専業主婦の私が思いついて実践しているだけのものです。
そのため栄養学的な根拠などは全くありませんが、毎日の献立に悩んでいる人や同じ子育て中のお母さんたちのごはん作りのヒントになればと思いこのブログを始めました。
毎日365日、家族のために献立を考えるのはすごく大変なことだと思います。
仕事をしながら家事をこなす主婦の方はなおさら。
私は専業主婦ですが疲れた時は丼やカレーなど簡単メニューで済ますことが多いです。
でも出来る限り家族が喜んで食べてくれるように、味付けが重ならないようにとか色々なジャンルに挑戦してみようと思っています。
正解かどうかはわかりませんが、これからも【10品目の献立】をひとつの目標として、家族のために美味しいごはんを作れるように日々研究を続けたいと思います!