◆冷え解消作戦② 体を温める食材の見分け方3つ◆
足の指の痛みから始まった冷え解消作戦。
処方されたしもやけの治療薬は飲んで塗っていますが、まだまだ回復せずです。
今日は体を温める食材について調べた事を記録しておきます。
食材は体を温めるものと冷やすものに分けられます。
薬膳やアーユルヴェーダなどの考えをもとに分けられていて、同じ食材でも違う分類になっていることもあります。
また同じ食材でも調理法によって冷やす→温める(逆もあり)食材に変わったりと少々複雑です。
例えば体を温める食材というと一番に思い浮かべる人も多い「生姜」
実は生の生姜は発汗作用があり食べてすぐは体が温まったような感じがしますが、汗が引く時に逆に体を冷やしてしまうのです。
でも生姜に火を通すと成分が変化し、体を温める食材へと変化します。
と、ここまで調べただけでも突き詰めて理解しようとしたら冬が終わってしまう!私には無理だと感じてしまいました…
なのでざっくりとした見分け方3つを覚えて実践することにします。
まず1つ目は【食材の色】での見分け方です。
体を温める食材は赤、オレンジ、茶色、黒などの暖色系で色の濃いものとされています。
これに当てはまる食材はにんじんやかぼちゃ、赤身の肉、鮭、味噌や醤油などの発酵させた食品があります。
他にも白米よりも玄米や雑穀米、上白糖よりも黒糖やてんさい糖がいいと言われていますが、これは温活に関してだけではなく他の栄養素に関しても精製されていない食品の方が多く含まれているので、意識して摂るといいと思います。
ここでも例外があってトマトは赤ですがそのまま食べると体を冷やすとされています。
次に説明する見分け方と組み合わせて考えると分かりやすいかもしれません。
2つ目の見分け方は【食材の育つ場所と旬の時期】です。
これは野菜や果物に言えることですが、北の方(寒い地域)で育つものは体を温める性質を持っているとされています。
秋や冬に旬を迎える食材も同じように体を温めるものに分類されます。
例えば玉ねぎ、ごぼう、れんこん、りんごなどです。
逆に南の方(暑い地域)で育つものや夏野菜は体を冷やす食べ物です。
きゅうり、トマト、なす、スイカ、パイナップルなどが挙げられます。
現代は栽培技術がどんどん向上し、夏も冬も関係なくあらゆる食材が年中手に入るようになりました。
でも野菜も果物も本来は旬の時期があり、季節によってとれるものが違います。
暑い時には体を冷やす夏野菜、寒い冬は体を温める根菜類といったように、人間にとってもその時期に食べることに意味があるのではないでしょうか。
本来の旬を意識して食材を選ぶことが、体に一番優しい方法だと私は思っています。
最後に3つ目の見分け方は【食材の固さと水分量】です。
水分が少なく固い食材は体を温めるものに分類されることが多いようです。
薬膳の考え方だと果物は体を冷やす食材に分けられるものが多いですが、ドライフルーツにすると性質が変わるとされています。
「干す=水分が少なくなり固くなる」ことなのでこの見分け方に当てはまります。
2つ目で例に挙げたきゅうりやスイカなどは90%くらいが水分で、その水分が体を冷やす働きをします。
食感もシャキシャキとみずみずしくそれが美味しさと言えますが、冷え解消とは真逆の食べ物です。
以上3つの見分け方を組み合わせて考えると、ざっくりとした分類ができるのではないかと私は考えました。
この結論にたどり着くまで様々なサイトで調べました。
本格的な薬膳の解説ページや薬膳の有資格者のブログ、まとめサイト、温活のサイトなど。
同じ薬膳の考えに基づいているはずなのに同じ食材でも言っていることが違ったり、温める・冷やすが反対だったり、調べれば調べるほど訳が分からなくなりました。
ネットの情報だからというのもありますが、何が正解なのかよくわかりません。
細かな分類を機にするよりも食材の本来の旬を大切にして体が欲するものを食べることが健康に繋がって、結果的に冷えの解消にも効果があるのではないかと感じています。
明確な答えは得られませんでしたが、今回調べたことを今後に活かしていこうと思います。