◆我が家の非常用備蓄食料◆
私たち家族が住んでいる街は地震も水害も比較的少なく、災害をあまり身近に感じることはありません。
そのため結婚し子どもが生まれてからも特に災害用の備えをしていませんでした。
揺れ自体はさほど大きくなく直接的な被害はありませんでしたが、2日間停電になりました。
街の中心部から少し離れているからなのか、他の地域に比べて電気の復旧も遅く不安になったことを覚えています。
停電もそうですがお店がやっていないことでパニックになったり、ガソリンスタンドに長蛇の列ができたり、色々なデマが流れたりと初めて災害の怖さを知りました。
今月は東日本大震災のあった月なので、宅配コープのチラシやお店でも災害用の備えを!という言葉をよく見かけます。
ただ、地震の怖さを味わったとは言え災害が少ない地域のためどこまで揃えるべきなのか正直決めかねています。
今、新型コロナウイルスの感染拡大で外出もままならないのでちょうど良い機会だとアレコレ模索中です。
【我が家にある災害用備蓄食料品】
・5年保存水…2L×6本、500ml×24本
※家族の人数を考えると全然足りませんが、保管場所などの兼ね合いもあるので徐々に増やす予定
・乾燥餅(あんこ、きなこ、いそべ)…各1パック
・ビスコ(保存缶)…1つ
・ミレービスケット(保存用)…1つ
・サクマドロップス(非常用)…1つ
水も食料も家族分には足りないので、今後少しずつ買い足していこうと思っています。
こうやって書き出してみると足りないものも見えてきます。
非常用の食料を選ぶ上で私が基準にしたのは子どもたちが食べるかどうかという点です。
あとは口コミなどを参考に美味しいと評価されているものを選びました。
大人なら食べなれない味でも非常時だからと割り切って食べますが子どもはそうもいかないと思うので、少しでも美味しく食べられそうなものにしました。
(実際、災害が起きて非常事態になれば生きるために味云々言ってられないのは重々承知していますが…)
災害の種類にもよりますがどこまで揃えたら良いのかというのは迷いどころです。
私は食料品も日用品も余分なストックを持たずなくなったら買い足すようにしていますが、非常用という観点で見ると多少の余裕を持っていた方が安心かもしれません。
今回のマスクやアルコール消毒の買い占め・供給不足を目の当たりにして考えなくてはいけないと感じました。
新型コロナウイルスの騒動が落ち着いたらマスクと消毒用ジェルを防災用品に加えておきたいと思っています。
ストックを最低限にしている私でもお米だけはちょっと多めに買ってあります。
電気やガスなどのライフラインが止まってしまっても、鍋と水とカセットコンロがあればごはんは炊ける!ごはんがあればなんとかなる!と考えてのことです。
胆振東部地震の時もごはんを炊いておにぎりにして子どもたちと食べました。
炊きたての温かいごはんがあるだけでホッとしたのを覚えています。
備蓄用の食料はほぼ同時に揃えたのでどれも賞味期限が2024年5月前後です。
非常食は透明な衣装ケースにまとめて入れていて、賞味期限を一覧にして管理しやすいようにしています。
賞味期限を迎える4年後には子どもたちも成長しているので、中身の入れ替えとともに大幅な見直しが必要になりそうです。
非常用の備蓄は食料と水だけではなく、電池や懐中電灯、ラジオなども準備しなくてはいけません。
我が家はキャンプが好きなのでランタンや寝袋など共用できそうなものもいくつかありますが、まだまだ足りないものも多いはず。
一度に揃えようとすると費用的にもかさむので、まずは最低限の備えをしてから充実させようと考えています。
備蓄用の食料にしても他の防災用品にしても、子どもが成長する数年後には必要なものが変わってくるはずです。
その都度見直しつつ、しっかりと備えをしておきたいです。