【我が家の道具】青森ヒバのまな板
ずっとずっと憧れていた木のまな板。
でもカビが生えたり反ってしまったり黒ずんだり、手入れが大変そうというイメージがあり手を出せずにいました。
でも今年の夏、思い切って買うことに!
実際に買ったのは青森ヒバのまな板です↓
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これは青森ヒバの一枚板のまな板です。
思っていたよりも値段が手頃で即決でした。
届いた実物のまな板も木目がきれいだし、使い心地もとても良いです。
青森ヒバのまな板が気に入ったのでフルーツやちょっとしたものを切るための小さめサイズも購入しました。
とことん調べて比較して納得して買いたい私は、まずどの木のまな板にするのか検討しました。
一口に木のまな板といっても檜・桐・いちょう・ヒバ・ゴムの木etc木の種類は様々です。
木の種類によって刃のあたりが柔らかかったり、とても軽いまな板だったり、硬くて傷がつきにくかったりと特徴があります。
どれが一番優れていると言うことではなく、どの種類も一長一短です。
・刃あたりが柔らかい=傷がつきやすい
・軽い=安定性に欠ける
逆も然りです。
私が木のまな板に求めるものはなんだろう?と考えた時、一番は衛生面でした。
プラスチックのまな板を使っていた時に何よりも嫌だったのが黒ずみです。
キッチンハイターで漂白してもすぐに黒くなって、見た目もそうですが衛生面が特に気がかりでした。
まな板に使われる木の中でも青森ヒバは抗菌力に優れていて、カビや雑菌を寄せ付けないと言われています。
また水にも強く古くからお風呂用品などにも使われているそうです。
この抗菌力に優れていると言うのが決め手になり、私は青森ヒバのまな板にしました。
次に決めなくていけないのは形と大きさです。
初めは珍しさから円形のまな板に惹かれました。
青森ヒバで作られたまな板にも中華のまな板のような円形のものがありました。
これがキッチンにあったらお洒落かな〜なんて考えて迷いましたが小さ過ぎると使い勝手が悪いし、長方形と違い横幅を求めると直径の大きなものを買わなくてはいけなくなり、同時に奥行きも大きくなるので作業台のスペースが減ってしまうことに気付き却下しました。
次に迷ったのは正方形。
ラバーゼのまな板で正方形のものがあり、これまたお洒落かも!と魅力を感じ正方形のまな板も検討しました。
ラバーゼの正方形のまな板は小型なのでこまめに洗いやすい、収納しやすいなどコンパクト性が特徴です。
2つ並べればネギやニラなど長いものを切ることもできると説明にありましたが、我が家では家族5人分のごはんを作るのでコンパクトであることにメリットはありませんでした。
ラバーゼではなく青森ヒバで作られたまな板にも正方形はありましたが、私の使い方には合わず見送り…。
という事で形はオーソドックスな長方形となりました。
わたしが選んだのは横48cmとやや大きめのまな板です。
我が家のシンク・作業スペースともに約77cmあるので、洗うのも作業するのも問題ない範囲でなるべく大きいものにしました。
実際のサイズをイメージしやすいように紙をまな板の大きさに切って作業台に置いて、いくつかのサイズを比較して決めました。
実物は紙とは違い厚みがあるので届いた時は大き過ぎたかも…と思いましたが、切ったものを置いておくスペースが十分に取れるし洗うのも苦にならないので私にはちょうど良いサイズ感でした。
実際に半年近く使ってみての感想ですが、もっと早く買えばよかったと思うほど使い心地が良いです。
木のまな板を使ってみて包丁の刃のあたりが柔らかいというのはこの事か!と初めて分かりました。
千切りなどをしていても手が疲れないというか、切っていて気持ちがいいです。
厚みが3cmあるので安定性も抜群です。
かぼちゃなどの固い野菜を切る時もぐらついたりせず切りやすいです。
まな板の表面に包丁の傷は付いていますがそこが黒ずむこともなく、心配していた割れや反りも今のところありません。
「まな板を使い終わったらすぐに洗って拭く」これだけは心がけていますが、それ以外特別な手入れなどしなくても大丈夫です。
あと効果は分かりませんが、拭いて乾かしている時たまに上下を逆にして片側に水分がたまらないようにしています。
届いた当初はヒバの香りが結構しましたが1ヶ月くらいでほとんど感じなくなりました。
私と夫はヒバの香りを嗅いで「温泉に来たみたい〜」と喜んでいましたが、子どもには「クサイ!」と不評でした…
香りは強目でしたが食材ににおいが付くことはありませんでした。
このまな板は表面の傷が深くなってきたら削り直しのサービスもあるようなので、手入れをしながら大切に長く使い続けたいです。