★クランペットに初挑戦★
ステイホームの影響でホットケーキミックスや小麦粉が品薄になっていますね。
スーパーに行っても見事に棚は空っぽ…購入制限の貼紙まであってなんだか異様な雰囲気でした。
そんな時にネットで見かけたのが【クランペット】なるものです。
漫画家の新國みなみさんという方が呟いたものが話題になったとか。
イギリスの朝食の定番で甘くないパンケーキのようなもので、イーストを使って発酵させて作るのが特徴だというクランペット。
イギリスが舞台の映画などに登場するらしいのですが私は初耳でした。
材料は揃っているしただ混ぜるだけと簡単だったので初挑戦してみました!
レシピにある通り前日の寝る前に生地を作りました。
作ると言ってもボールに次々と材料を計って混ぜるだけですが😅
洗い物はホイッパーとゴムベラだけという手軽さも嬉しいですね。
できた生地はホットケーキよりもゆるめ、ホイッパーですくうとタラーっと落ちてくる固さです。
私は先に粉類を計って一度全体を混ぜてから牛乳を入れました。
ダマにもならず1分もしないで混ぜ終わりました。
この後生地を発酵させる必要があります。
ここがホットケーキとの最大の違いです。
ホットケーキはすぐに焼いて食べられるけど、クランペットは発酵に30分〜1時間は最低でもかかります。
食べたい時間から逆算して作れば問題ないですが、今すぐに食べたい!という時はクランペットではなくホットケーキを作りましょう。
ちなみに今回は冷蔵庫で約7時間発酵させました。
新國さんのレシピに書かれているように朝食用なら寝る前に作って冷蔵庫で大丈夫です。
発酵前の生地はこちら↓
冷蔵庫で7時間発酵させた生地↓
…まさかの変化なし⁉︎
ちょっと膨らんだような気がするのとプツプツと穴が開いていて発酵しているのはわかります。
念のためこの後30分ほど室温に置いておきましたが目立った変化はなし。
パン生地のように目に見える発酵というのは確認できませんでした。
が、たぶん大丈夫だろうと発酵は終了。
あとはホットケーキと同じようにフライパンで焼いていきます。
レシピを調べてみるとセルクル(型)を使って焼くものも見かけましたが、うちにはないのでそのままフライパンに流し入れて焼きました。
ホットケーキと同じように表面がフツフツしたらひっくり返します。
ホットケーキより膨らみません。
触ってみて弾力があれば焼き上がりの合図。
焼き上がったクランペットはこちら↓
初めて作ったのでこれが正解かはよくわかりませんが…なんとなくそれっぽい出来です。
いざ実食。
まずはそのまま食べてみましたが、甘味も塩味も強くなく小麦粉の味!笑
パンのようにイーストの香りもほのかにします。
私は嫌いではないですがそのままだと好みが分かれるかもしれません。
食感はもちもちです。
初めてのクランペットはバター、いちごジャム、ピーナッツクリーム、チーズ+黒胡椒と色々試してみました。
生地自体に甘味がないので、ジャムなどの甘系もチーズなどの塩系もどちらもいけます。
私が一番美味しいと感じたのはチーズ+黒胡椒です。
なのでさらにアレンジしてフライパンに流した生地に粉チーズを振って焼いたものと、生地自体にチーズを混ぜ込んで焼いてみました。
手前が粉チーズのクランペット、奥がチーズを混ぜ込んだクランペットです。
この粉チーズを振って焼いたのが大正解で、チーズの塩気とこんがり焼けた感じがクランペットにぴったりでした。
ハムなどと一緒に食べても美味しそうです。
本場イギリスではバターとシロップをかけて食べるみたいなので、まだまだ美味しくなる可能性はありそうだと感じました。
自粛が始まってからの数ヶ月、朝ごはんとしてホットケーキ、スコーン、蒸しパンをかなりの頻度で食べていました。
美味しいけれどさすがに飽きてくるので、イギリスの朝食の定番【クランペット】も仲間入りさせたいと思います。